イフゼン(if-then)プランニング

みなさんおはようございます。ダッチです。

ずっとお金についてのプランニングシリーズ

が続いたので本日は

より身近などちらかというと

習慣化に近い

「イフゼンプランニング」について

投稿していきたいと思います。

人は何か新しいことを始める際に

人の防衛機能として

脳が変化を拒む傾向があります。

これを「ホメオスタシス」と言いますが

この機能があるおかげで

人の体温を一定に保ったり

未知のジャングルに入ろうとするときに

人にとって脅威となる生物(ライオン等)

襲われるのではないかという恐怖から

仮説を立てて

命の危険から身を守ることができています。

ある意味新しいことを始める際に

3日坊主になるのは当たり前のことで

私も習慣化するのに結構時間が掛かる方です。

そんなときに使えるのが

「イフゼンプランニング」です。

「イフゼンプランニング」とは

1980年代に社会心理学の世界で

生まれたテクニックで

「実行意図」と呼ばれる

心理事象をベースにしています。

やり方はとても簡単で

・7時になったら起きる

・夜の10時以降はスマホをいじらない

等必ずトリガーとなる条件を付けるのが基本です。

その効果は絶大で

ニューヨーク大学

ピーター・ゴルウィツァー氏

のメタ分析で判明した

効果量がなんと0.65！

素人の私からしてみると

0.65の数値にあまりピンときませんでしたが(笑)

この効果量を出したテクニックは

あまり見つかっていないそうです。

つまり世の中にある様々なテクニックは

この数値以下であるというのだから驚きです。

「イフゼンプランニング」のメリットは

世の中のあらゆる状況に対して

応用が利くという点です。

私の場合特に株をやっている際に

「イフゼンプランニング」使っています。

特にペーパーアセットは

自分のコントロールできる範囲が大体20％なので

だからこそ自分の基準が必要なのです。

私の場合株に限定する「イフゼンプランニング」の例は

・分析した結果6～8割の有力な材料がそろっているのであれば

　迷わずその銘柄にエントリーする

・エントリーしたら5％ストップ注文を必ず入れる。

・5％上昇でトレーリングストップを引き上げる。

・暴落以外はザラ場に注文を入れない。

　(スイングトレードの為)

まだまだたくさんありますが

このように予め決めておくことで

少しの変動で株価がマイナスに転じたり

プラスに転じたりした時に

自分の感情で取引することが

少なくなります。

このルールを守っているからこそ

株に関しては正直上手くいっているとは言えませんが

マイナスにもなっていないし最小限に抑えられているのは

「イフゼンプランニング」のおかげではないかなと

思っています。

例え投資をやらなかったとしても

日常生活に「イフゼンプランニング」は

使えるので

みなさんも是非やってみてください！

今日の一歩が明日への大きな一歩となりますように！

・参考図書

最高の体調 ~進化医学のアプローチで、過去最高のコンディションを実現する方法~ (ACTIVE HEALTH 001)