ラット抜けと年金問題について ~様々な年金制度~
みなさんおはようございます。ダッチです。
最近スケジュールに少し余裕が出てきて
読書に時間がさけるようになってきました。
活字を追って頭に入れる作業は
なんだか自分にとってとても
落ち着くようです。
しかし、ただ知識を頭に入れるだけでは
あまり意味がなくて
それを実践して自分のライフスタイルに
どのように取り入れるか
パッケージ化することが大事だと思っています。
基本的に自分が実践していないことは
アウトプットするつもりはありません。
こういった地味な作業
1つ1つの積み重ねが
意識、行動、習慣、運命
に影響を与えることができるんだなと
ようやく腑に落とすことができた
今日この頃です。
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さて、本題に入ります。
「ラット抜けと年金問題」の続きですね(^^)/
前回はラット抜けの概念がある方々に向けて
お話してきました。
今回は、逆にラット抜けの概念がない方々に向けて
お話していきます。
ラット抜け
つまり投資をすることに興味がない方が
多数だと思われます。
しかし、前々回の投稿で
年金問題がある以上
年金を増やす、貯蓄を増やす等の
対策は打っておいた方が良いと私は考えています。
その理由は
①「平均余命」の伸びと
②「資金枯渇」リスクがあるからです。
日本人の平均余命は年々増えており
男性83歳、女性は88歳まで生きることができます。
年金は65歳からもらえますが
会社勤めで満額もらえたとしても
16万円前後
自営業の方は
もっと少ない額になるでしょう。
足りない額は
退職金から取り崩さなくてはなりません。
ではどのように対策を取れば良いのか
様々な年金制度を紹介しながら
場合分けしていきます。
1⃣会社勤めの方
多くの割合を占めていると思われますが
お勤めの会社に法定福利で年金制度が
備わっているからといって安心はできません。
基本年金制度は2階建てになっているはずなので
3階部分があるかどうか注目してもらいたいです。
3階部分とは
・確定拠出年金制度
・確定給付年金制度
ある方はこれらを活用して
ない方は個人で
確定拠出年金制度を利用することもできるので
金融機関に問い合わせてみると良いかもしれません。
ここで1つ注意点ですが
3階部分の2つの制度には
「年金」と名がついているものの
われわれが想定している
「年金」とは違い
将来の積立をしているだけなので
どちらかと言えば
キャピタルゲインの要素が強いです。
確定拠出年金制度を利用される方で
積立NISA活用するのも1つの手ですが
ラット抜けの概念がある方にとっては
意味のない制度です。
2⃣自営業の方
年金制度は1階建て部分のみなので
20歳~60歳まで自営業のみで
毎月欠かすことなく保険料を払い続けた場合の
年金の満額は月額ベースで
約65,000円
非常に低額となりますが自営業の方も
年金額が低額になりすぎないようにしっかり
国で救済措置があるのでご自身でも調べてください。
①付加年金制度
保険料は毎月400円
通常の年金の上乗せを狙えますが
正直この制度だけでは老後の資金は賄え切れないというのが
個人的な印象ですが
少額だけなら出せるという方は
この制度を活用するには
非常に大きなメリットがあります。
なぜならば
かけた保険料の割には
大きなリターンが見込めるからです。
実際の付加年金額は65歳からもらえる
通常年金額に加えて
200円×付加保険料納付済み月数で
計算されます。
を払い続けた場合付加年金だけで見ますと
200円×480(20年)=96,000円
保険料が
400円×480(20年)=192,000円
つまりROI公式に当てはめると
96000÷192000=0.5 つまり年利50%
↓ROI公式について
65歳から年金受給を開始したとすると
67歳の2年間で回収できてしまいます。
会社勤めの方(国民年金第2号被保険者)
その妻の方(国民年金第3号被保険者)
は加入できない制度なので
活用するメリットは有ります。
通常の年金に上乗せするだけなので
インカムゲインの要素があります。
下記に記載する
国民年金基金制度の併用はできません。
②国民年金基金制度
著名人で
優香さんや長澤まさみさんが
ポスターの広告になっていたりしたので
結構知っている方も多いかもしれません
保険料の上限を月額68,000円を上限として
個人で掛け金を決めることができます。
付加年金との併用ができない点で注意が必要ですが
会社員の方と比べて引けを取らない位
年金額がもらえるのではないでしょうか。
自分で調べたことがないので
ご自身でシミュレーションしてみることを
お勧めします。
こちらも付加年金と同様
インカムゲインの要素があります。
③確定拠出年金(個人型)
内容は会社勤めの方と同様ですが
自営業の方は年間で掛けられる金額が
多いです。
国民年金基金制度と併用している方は
その分掛け金の上限が少なくなります。
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このように取れる対策はたくさんあります。
自分に合った選択肢を取って
少しでも日本からお金の不安が無くなる
人がいれば良いなと思っています!
今日の一歩が明日への大きな一歩となりますように!
・参考URL
厚生労働省 「平均余命」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life17/dl/life17-02.pdf