hydrenzia’s diary

自分のフィードバックを中心に、得た知識を行動し経験を自己開示していきます

腸科学

みなさんおはようございます。ダッチです。


ほとんど毎日読書はしていたのですが
社労士試験の勉強を優先してしまい
久々の読書のフィードバックとなってしまいました。


今回は珍しく食についてで
腸科学」について取り扱っていこうと思います。


 

 


・本書を読み進めるために重要な用語

マイクロバイオーム
→腸内遺伝子群

マイクロバイオータ
→腸内細菌群

MAC(食物繊維)
→腸内細菌群のエサ
 オリゴ糖等やベリー類にも該当
 プレバイオティクスと言われることも

プロバイオティクス
→有用菌をつめたカプセル型のサプリの総称

脳腸軸
→脳と腸の情報通信網



・概要
健康・長生き・ダイエットの為に
食事を見直すことをコンセプトに
腸内細菌群の入れ替えや
腸内細菌群のエサ(MAC)を意識した食生活の提案している。

夫婦で科学者でもある筆者自身の
子育てする上で食生活を見直す際の苦労や気づき等
経験談が書かれていて
キーワードさえ抑えることができれば
科学に詳しくない人も難なくと読み進めることが
できると思われる。




・分かったことや気づき

マイクロバイオータは免疫系を支配している。
今までは病原菌にフォーカスが充てられてきたが
今日では、人の腸内環境の微生物(菌)に
フォーカスが充てられるようになってきた。


抗生物質の投与は
病原菌を簡単に始末できるが
マイクロバイオータの生態系が壊されてしまい
ほとんどが元に戻らないことが実験で分かっている
特に新生児は注意が必要で
喘息、湿疹、肥満その他アレルギーに罹患する
確率を高めてしまっている。

抗生物質を投与すると
新たな細菌群が形成され
抗生物質で死滅させた細菌がいた空間を利用して
増殖するので、それが悪さして腸壁に穴を明けたり
下痢の症状が出る。


多用な微生物を腸内に済ませることで
免疫を強化することができる。


個々人によって有用菌との相性があるため
それぞれのライフスタイルに
合わせていかなくてはならない。


腸は第二の脳と呼ばれ
ストレスを感じると胃が痛くなるのは
脳腸軸が関係している。


脳腸軸の性質を利用して
マイクロバイオータを入れ替えることにより
行動障害を治せるかもしれない


母乳に含まれる
ヒトミルクオリゴ糖には
赤ちゃんのマイクロバイオータのエサになる
情報を提供している。

帝王切開などで
人に必要なマイクロバイオータ
が上手く手に入らなかった場合でも
生後初期であれば正常に戻せる


食物繊維(MAC)には
短鎖脂肪酸の増加を促し
短鎖脂肪酸は抗炎症効果(若返り効果)をもたらす。




・まとめ

FDAによると食物繊維の1日あたりの摂取量は
男性38g
女性29g
を推奨している


マイクロバイオータを改善させるには
良質な食事と運動を組み合わせることで
成し遂げられる。


マイクロバイオータに良い食事の4つの原則
①食物繊維(MAC)を多く含む食事をとること
飽和脂肪酸(動物性の油)の摂取を減らすこと
③肉の摂取量を減らすこと
⓸プロバイオティクス(有用菌)の摂取






今日の一歩が明日への大きな一歩となりますように!