hydrenzia’s diary

自分のフィードバックを中心に、得た知識を行動し経験を自己開示していきます

セカンドパーソン・セルフトーク

みなさんこんにちは。ダッチです。

 

 

仕事が一段落した時は

やっぱり・・・「ストレス対策」でしょ(笑)

というわけで「ストレス対策」実践編

セカンドパーソン・セルフトーク

について投稿していきたいと思います。

 

セカンドパーソン・セルフトーク」とは

ミシガン大学などの研究チームが

2014年に効果を検証したテクニックだそうです。

 

分かりやすくいうと

2人称を使った「ひとりごと

の研究です。

 

この実験は

被験者の前でスピーチの指示をした上で

5分の準備の間に

①1人称で「ひとりごと」を言いながら

 スピーチの準備をするグループ

②2人称で「ひとりごと」を言いながら

 スピーチの準備をするグループ

に分けたところ

 

②のグループの方がスピーチの出来が

良かったことからその効果が実証されたみたいですね。

 

 

これは、つまり「言葉のレバレッジ」の威力や

 

hydrenzia.hatenablog.com

 

ジェネリック・ユー」の効果性も

裏付けることになりそうです。

 

hydrenzia.hatenablog.com

 

最近私は受け取った言葉を変換する作業

を意識的にしています。

 

例えば、以前まで私は

何か仕事で失敗してしまうと

上司の「気を付けて」という言葉に対して

意識しすぎてネガティブ要素だけ

反芻思考」陥ってしまい

その場面に遭遇すると

心臓の鼓動が速くなり

冷静な判断を下せなくなる

負のループに陥っていました。

 

これを意識的にポジティブ変換すると

「気を付けて」

→「次同じような場面が来た時に乗り越えられれば

  自分はもっと成長できる」

となります。

 

もちろんその場面がきそうになると

不安は感じますが

もしその場面を乗り越えられたら

意識しないで済む時間を

別のことを考える時間にあてられるなと

考えられるようになりました。

そう「時間のレバレッジ」です。

 

hydrenzia.hatenablog.com

 

これらの実験データを総合すると(メタ分析、メタ認知)

私たちが使う言葉の使い方を少し変えるだけで

自分の思考や感情、行動を変えることができる。

 

つまり「ストレス対策」に

絶大な効果があるというわけです。

 

言葉を変換する作業は

初めのうちは慣れていないので

時間が掛かるし

そもそも自分が今どのような感情を抱いてるのか

言葉にできなければ

変換作業すらまともにできません。

 

最初のうち私は

「感情ことば選び辞典」

を使って自分が今感じている言葉を

当てはめながら変換作業をしていました。

 

しかし、慣れれば大した作業ではないですし

変換作業は結構頭も使うので

自然とボキャブラリーが増えていくと思われます。

 

 

みなさんも「エビデンス」を駆使して

自分にとって効果的な

ストレス対策」を行ってみてください。

 

 

 

今日の一歩が明日への大きな一歩となりますように!

 

 

 

・参考図書

 

超ストレス解消法 イライラが一瞬で消える100の科学的メソッド

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NYの人気セラピストが教える 自分で心を手当てする方法

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心理職のためのエビデンス・ベイスト・プラクティス入門―エビデンスを「まなぶ」「つくる」「つかう」

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感情ことば選び辞典

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